今回、私は『愛とは』というテーマでお話しさせていただきます。


じゃあ初っ端から
「愛って素晴らしい！」
「愛っていいものですよ〜」
というさあ、愛しましょう！的なお話になるかと言われたら、なりません、全く、ゼロです。




何故なら講演のベースが私の失敗談だからです。




私の失敗談を軸に、ちょこちょこちょこと心理学の話を挟み込みながら、最後に愛とはこういうものだった！というまとめを入れるシンプルな構成になっています。


というのも、かつての私は愛に対して大きな誤解をしており、そのせいでパートナーシップを散々なものにしていました。




私、愛とは我慢だって思っていたんです。




夫のために家事を完璧にする。
辛くても頑張らなければ。

これ、私の愛です。


唐揚げやハンバーグは大きい方を夫が食べる。
私は小さくて形が悪いものを食べる。

これも私の愛です。


夫の機嫌や顔色を伺う。
男を立てるのが妻の役目。

これもまた愛でした。



我慢は愛、こんなに我慢している私は夫を愛しているし、愛しているから我慢できちゃうのが私だと思っていました。

献身的で良妻賢母でお淑やか大和撫子な女、それが私だと思っていました。



そう、思っていたんです。



ですが、我慢というのは溜まりに溜まったら漏れるんですね。

私はそれを知りませんでした。



夫のため〜と重ねた我慢が不満として漏れだし、献身的で良妻賢母でお淑やか大和撫子な私は息絶え、いつの間にか夫に嫌味を吐きまくる女になっていました。


「私を家政婦とか飯炊き女だって思ってるんでしょ？」


「主婦は年中無休、あなたは完全週休二日制。」


「あなたはいいよね、外で偉そうにしてたらお金もらえるんでしょ？」



最悪。
本当に最悪でしたが私には自分が嫌味を言っている自覚がなかったのです、もう最悪の極みです。


講演テーマの『愛とは』にそぐわない、愛もへったくれもない人間でした。



当然、パートナーシップも酷いものでした。



ですが、紆余曲折あって
「愛ってこういうものだったんか」
「こうしておけばよかったんや」
という気づきを得たり、変化のきっかけがあったのです、



そして、無事に夫との絆を取り戻し、今では楽で楽しいパートナーシップを満喫しています。



私、パン作りが好きなのですが夫が美味しそうに食べる顔が大好きです。

特にフランスパンが好きらしく「外のバリバリ感と中のもっちり感、香ばしい風味、これはミシュラン５つ星だね」って褒められてすごく嬉しかったです。

ただ、ミシュランって３つ星までしかないらしいです。




私の講演は『17:00-17:20』となります。

皆様のご視聴、こころよりお待ちしております。