失恋。
少女漫画ではキュンと切なく甘くビターな大人の味的な表現がされていたりもします。
しかし、現実の失恋は激苦いクソまずっていうか味わからん虚無って感じです、実体験です。
失恋っていうのはもうそれはとにかく色々ショックなわけです。
フラれた、ダメだった、なんでだよ、選ばれんかった、自分じゃダメなんだ、なんでアイツ選ぶねん、あんなののどこがええねん、えーなんで、自分って魅力なかったんだ、意味わからん、痛い、悲しい、許せない、これからどうすればいいんだろう、こうしておけばよかった、なんでもっとあの時...。
1個じゃないんです。
感覚で言うと100個、いや1000個くらいのネガティブな感情・感覚がのしかかるのです。
今回は失恋のつらさ、心の傷の応急処置と癒しについて書かせていただきました。
失恋の悲しみや痛みなど、のしかかったネガティブな感情をどうしたらいいのか。
まず、第一。
応急処置の話です。
とりあえず
意識を飛ばしてもいいと思う
というのが私からの提案になります。
この意識を飛ばす。
「安全な距離感を取る」ことが目的になります。
何度も何度も言い過ぎて我ながらしつこいのですが、失恋はネガティブな感情が一気に全身にのしかかってきます。
立ち直るとか、元気になるとか、次の恋を探すとか、この段階では無理だと思います。
まずはネガティブな感情から距離を取ることが、心が回復する第一段階です。
例えば寝る、休む、趣味に没頭する、カウンセリングの場で話す、優木に話す、現実逃避としてYouTubeやテレビなどの受動的な娯楽に没頭するなど。
自分の感情から距離が取れると、感情を離れた位置から見ることができます。
俯瞰とか客観視とも言います。
すると、ネガティブな感情の中身が見えたりします。
悲しい、痛い、こうだったらよかった、どうして、なんで、後悔、絶望、恥ずかしい、これからどうすればいい、もう嫌だ、どうしよう。
この一つ一つの感情や感覚、気持ちを丁寧に扱ってあげる。
痛い、痛いよね、そりゃ痛いよ。
だってこんなことがあったんだもん、痛いよ。
すると“痛み”は昇華します。
次は、悲しみ。
悲しいね、そうだよね。
こんなことを頑張ってたよね、こんな努力だってしてたよね。
悲しみが昇華します。
次は怒り。
次は絶望。
自分自身が気の済むまで付き合ってあげるというのがコツです。
感情を扱って、扱って、扱って。
ネガティブな感情が小さくなったり、薄れたり、自分の心を占めなくなる。
すると私たちは、空いた部分になにか取り込もうと動いたりするのです。
取り込もうとするのは、自動的に・無意識に・いつのまにかやっちゃっていたりするんです。
例えば次の恋を探していた、気になる人ができていた、仲を深められた人がいた、新たな趣味や好きなものを発見していたなどなど。
心が癒されると、身の回りに変化が起こり、失恋の傷が癒えるのです。
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休める時は全力で休む。
特に失恋やショックな出来事の後こそ休むに重点を置いてみてくださいね。
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