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不安がある時、悩み事がある時。

心は勝手に
モヤモヤしたり、
シクシクと痛んだり、
涙が溢れてきたり、
明日が怖かったり、
潰れそうになったり
思いもよらない動きをします。


悩み事、不安がある状態って
すごく心地が悪いし、
ネガティブになってしまうし、
良い状態とは言えないですよね。


これは秘密なんですけど...。

私の場合は
「早く解決させないと！」
という焦り、不安に耐えきれず、
全く関係ないことをやって気を紛らわせたり、
他に不安な出来事を作って目を背けたり、
“逃避”しちゃうことがあります。
（秘密なんでナイショにしてくださいね！）


|| 不安との関わり方



私たちは「不安」に対して、さまざまな攻略を試みます。
  1. がまん、抑圧
  2. 見ないフリ
  3. ごまかし
などなど。


私の不安に対するアプローチは、
【２.見ないフリ】【３.ごまかし】を
組み合わせたもの、ハイブリッドです。



上に記した３つの攻略法、
やってみるとあら不思議...。


その“一時だけ”は気が紛れます。


ですが、
不安に対する“根本的な攻略”は
行ってないので...。

解決どころか
後々、尚更しんどくなってしまったり、
不安が加算されちゃったり...。



「不安が紛れているんだからいいじゃん！」
と思うのですが、そうとも行かないんですよね。


具体例に“虫歯”の例を挙げます。
（虫歯ってめっちゃ使いやすいんですよ。）


虫歯痛い
↓
痛み止め飲む
↓
数時間痛みなし
↓
痛み止めが切れる
↓
虫歯痛い
↓
痛み止め飲む
↓
ループ


というように、治療をしないと痛みは続きます。また、治療されないままなので、虫歯は治りません。

なので、痛みはどんどん強くなります。



と、ここまでで...。


ほとんどの方が
「じゃあ不安に対してどうしたらいいの？」
と、思うでしょう。
（私だったらキレ気味で聞きますね。）



まずは、落ち着きましょう。

はい？落ち着く？
対処になってないじゃん！

と、お思いかと思いますが、まずは“準備”が必要なのでお付き合いくださいね。


不安を感じている時、
心の中には不安が多く占めています。

不安が心を占めているから、
不安を感じているのです。


同じことを異なる言い方してみました、焦らしてすいません。


不安いっぱいの時に
不安以外のこと、感じたり見たり
不安の種を解決しようとしたり
しようとしても、なかなかうまくできません。


だって不安いっぱいだから。


なので、まずは落ち着いていただきたいのです。


落ち着くのに一番手軽な手段は、深呼吸です。

まずはゆったり息を吐いて、吐ききったら、自動的に息を吸い込み、それを繰り返す。

心がこわばると、体もこわばります。
だんだんと体が緩みます。



一人で落ち着くのが難しいのであれば、カウンセラーに頼るなんて方法もあります。

カウンセラーに不安を打ち明けたり。
はたまた、不安の種を一緒に探したり。

心を覗くお手伝いさせてもらえると、めっちゃ嬉しいです。



あ、それにリラックスできる空間や飲み物、香り、明るさなど、身の回りも落ち着けると良いですね。
私だったら、飲み物はホットココア一択です。お菓子は多めかつちょっと良いものを付けたいところです。




と、落ち着いたところで、こんなことを考えてみてください。


「自分の不安ってなんだろう。」



実際に紙に書くのも良し。
頭の中で思い浮かべるのも良し。

自分が今抱えている不安を
自分自身で認識して
整理する。



不安の内容がわかると、

「不安に感じてしまう出来事」

「不安に感じなくてもいいのに
感じている出来事」

の分別がつくことがあります。



「不安に感じなくてもいいのに感じている出来事」に関しては、「これで不安になる必要はないよ〜」と自分の心に伝えてあげてくださいね。



ではメインである
「不安に感じてしまう出来事」に関して。


こいつはどうしたら良いでしょうか？


それは、
「不安を見て、感じる」です。


「いや、ですから、それじゃあ解消しないですよね？」と思った方。

いいですねぇ。
書いていて私も思いました、でもご安心を。


「不安を解消しようと頑張らない」
という意味も込めているので、ここでもう一個、具体例をあげます。




不安になる出来事がありました。
それを家族や友人に打ち明けたとします。


その時に、
「大丈夫大丈夫！そんなに不安にならないで！元気出して！ほら、笑って！楽しいことをしよう！」
と、言われたらどう感じるでしょうか。


不安な心を無視して、元気になったところで
それは本当に元気なの...？
そもそも元気になれないよ...。
と思ったり感じたり。



対して、
「どんなことがあったの？そりゃ不安になるよ、そんなことがあったんなら当然だよ、しんどいよね」
と、言われたらどう感じるでしょうか。

自分の気持ちを
受け止めてもらえた。
大切にしてもらえた。
分かってもらえたと。
と思ったり感じたり。


この具体例は
自分と、自分の心の関係性に
置き換えることができます。


「どうしよう！めっちゃ不安！」
と感じた時には
「どんなことがあったの？そりゃ不安になるよね、そんなことがあったんなら当然だよ、しんどかったね」
という内容を自分自身に伝える。
（あ、リラックスして落ち着いてから！）



ここで、オトク情報をお伝えしますね。
この手法、パートナーや家族、お友達にも使えちゃうんです。

相手が不安を感じている時に
「どんなことがあったの？そりゃ不安になるよね、そんなことがあったんなら当然だよ、しんどかったね」
と応用できちゃうんです。




|| 不安との接し方と、それから



不安のある心を掌に優しく乗っけて、
「不安になっちゃうよね」
「しんどかったね」
「大変だったね」
と自分の心を優しく、丁寧に扱うことが大切。


そうすることで、
不安に振り回されるのでなく、
不安をただ素直に不安として認識することができ、
不安に振り回されなくてもよいという選択肢が持てるのです。


不安を感じている時こそ、自分に優しくして、自分を大切にしてみてくださいね。


そして、不安に感じている出来事の解決策や糸口を、一緒に探させてもらえると嬉しいです。


さてと、私もホットココアとハッピーターンと堅あげポテト、今日は特別にチータラも用意して「見て、感じる」に、トライしてみようと思います〜！



優木るなより



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